定例検討会 骨盤の位置でキック力が変わるー⁉
トップポジションの肘の位置は、軸脚の使い方で変わります。
そこで、骨盤の向きで軸脚のキック力に変化があるのかを検証してみました。
肘下がりやコントロールが悪い選手は、テイクバックの骨盤位置を確認してみましょう!!
あなたのパターンは、どれでしょうか?
骨盤の向きを3パターン準備し、キック力の違いに差が出るかを試しました。
赤線:骨盤の向き。 黄色線:体幹の前傾角度。 白点線:重心線。
気になる結果です。
キック力が一番強かったのは、骨盤前傾でした。
しかし、少し脚に力が入りすぎるということでした。
最も楽に且つ強く投げれたのは、やや前傾のニュートラルに近いポジションでした。
一方骨盤後傾では、テイクバックが深くなり、肩が痛かったという結果となりました。
ある人は、後傾の方が脚に力は入るけど、肘が下がったと言われていました。
また、ステップ脚のリーチ操作とステップ位置の再現性も評価してみました。
結果は、やはり骨盤をやや前傾にした方が良い結果が認められました。
偶然でしょうか・・・
選手によって力を出しやすい位置はあります。
まずは、自分のタイプを知ることです。
そして、結果的にキック力と肘下がり、ステップ位置が安定することが、その証明につながると考えています。
力は強いけど、コントロールが・・・
投げやすいけど、肘が下がる・・・
開いてしまって、ステップ位置が定まらない・・・
もし、肘下がりやコントロールでお困りなら、一度テイクバックに入るときの骨盤の向きを注目してみてください!
きっと、いい位置が分かるはずです!!