肘検診について
なぜ、肘検診が必要なの?
①無自覚、無症候の場合があるからです。
気が付いた時には既に状態が悪化していることがあるため、痛みが無くても定期的なエコー検査をおススメしています。
②手術に至ることもあるからです。
小中学性は、骨の成長が未熟なため肘の外側の骨同士が衝突し、骨が徐々に窪んでいく場合があります。重症化すると手術で骨を移植することもあるため、早期発見が必要です。
高校生は、肘の内側にストレスが加わることで、内側の靭帯が損傷することがあります。重症化するとトミージョン手術など靭帯再建術が行われることがあるため、早期発見が重要です。
③自分で体を守る意識が芽生えるからです。
体の中の状態を可視化することは、危機管理や予防意識の向上につながります。肘を壊さないために何をすべきか、自分で守る意識を高めていきましょう。
肘検診でわかること
①超音波肘エコー
肘の内側、外側、裏側を映像に映し出し、骨や靭帯に問題が無いかを確認していきます。
②整形外科的メディカルチェック
体の柔軟性や筋力が正しく備わっているかをチェックしていきます。
③トレーニング指導
問題点に対して改善するためのストレッチ方法や予防のためのトレーニングなどを動画で確認していきます。